最近、年を重ねるごとにお化け屋敷が怖くなってきている私。子供の頃は全然問題なく入っていたようなお化け屋敷でもちょっと尻込みしてしまうような状況です。
その一方で、年々お化け屋敷(特にイベント系)は、恐さがどんどん強化されてしまっていて、「興味はあるけど入れない」状態が続いています。
演出手法などの裏方の話は大好きなので、先日放送された「ゲンバビト」で紹介された「廃ベッド型お化け屋敷【ネグルシ】by ZAUNTED | ZAUNTED corporation」のメイキング映像などは楽しんで観ていました。でも体験は…無理w
そんな中、この夏横浜で週末のみ開催している『ギミックホラー:The Witch』は、女性クリエイターが作り上げた「美しすぎるお化け屋敷」で、恐さはかなり控えめと聞いて、時間も都合がついたので体験してきました。
会場は横浜中華街にある横浜大世界アートリックミュージアム。普段はトリックアートの美術館です。
今回は、夜のトリックアートを楽しむと共に、その中の「謎の絵」を巡るストーリーを体験していくというもの。トリックアートと、魔女裁判にまつわる導入ストーリー掲示を観覧した先に、特別展示室があります。
館内は基本写真撮影可能ですが、謎の絵が展示されている特別展示室など一部は撮影禁止。
(公式サイトより。右下がその「謎の絵」)
「謎の絵」を見た後のエリアには、ストーリーテラーを兼ねたアクターや、所々覗き込む場所にいるアクターの演出があります。
ろうそくの香り、BGM、アクターの演技で、神秘的な「なんだかゾッとする」ような雰囲気による恐怖感がメインで、いわゆる「急に脅かす」という演出は殆どありません(ほんの少しありますが、身構える余裕があります)。特に「大きな音で脅かす」というものはないので、それが一番苦手な私も安心して体験できました。
最後にシアターで、魔女裁判の結末を観覧。そして、体験者は真実を知ることに。
館内は思ったほど広くないため、スタスタと歩いていってしまうとあっさり終わってしまいます。特別展示室を出てからシアターまでの間は自由に行き来できるので、ここでじっくり見て回らないと、もったいないです。じっくり見ていることで何かわかるかもしれません。
また、魔女裁判はもしかすると、何かの条件で結末が変わるのかもしれません(もし変わらないのであれば、これは私の「変わってほしい」という希望になります)。
このお化け屋敷は、9月2日までの金・土・日。残り僅かですが、お化け屋敷が苦手な人でも多分大丈夫なはずですので、興味があれば体験してみてはいかがでしょうか。
(それでも「恐かった」という感想の人もいるようなので、人による恐さの感じ方の違いはあると思います)