ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

倉敷チボリ公園

 「チボリ公園」はデンマークの同名のパークをモデルにしたテーマパーク。アンデルセン童話の原点となった公園だけに、随所に童話のイメージと重なる造形物がありました。ディズニーランドほどテーマを前面には押し出していないが、じわじわとテーマが伝わってくるような感じ。アトラクションは比較的に遊園地的なものが多かった。ただし、絶叫マシン系は少ない。普通、テーマ性を取り入れただけの遊園地だと、遊園地としてみても、テーマパークとしてみても中途半端になりがちなのだけれど、ここはテーマパークと遊園地の要素が半々くらいにあって、しかもバランスが取れている。対象年齢層は子供たちと、昔の子供たちかな(笑)。
 スタッフの対応は、ワンダーエッグのカーニバルアーケードスタッフ並(笑)。子供だけでなく、30歳近い野郎が歩いているだけでもそこらじゅうからあいさつやらアトラクションの呼び込みをかけてきてくれる。例えそのアトラクションがカルーセルであっても(^^;。

「アトラクション」
・チボリ鉄道

 最近オープンしたばかりのアトラクション。外見はよるある模型鉄道だが、その実はミニコースター。子供でも乗れることをコンセプトにしているようだ。面白いのは車内に流れているBGMがちゃんと列車の速度に同調していること。しかも、エンディングシーンで動物たちが歌っている場所で、そのBGMとぴったりタイミングが合っている。

・ヘルファイター

 カートに乗り込み、落ちているボールを拾いながら、そのボールをバーズーカで発射、他のカートを攻撃するアトラクション。横浜ジョイポリスの「マッドバズーガ」そのものでした。少しシステムに変更があるみたいでしたが。

オーディンエキスプレス
 定番コースター。見た目はそれほど大きくないが、複雑にコースが入り組んでいるのでけっこう長く楽しめる。絶叫よりも爽快性の高いコースター。

・フラーナングフォール
 ウォーターシュート系。外から見えるドロップポイントはラスト1個所だけだが、実はあと2個所ほど小さなドロップがある。真っ暗闇な洞窟の中で突然ドロップするので結構驚く。

・バイキング伝説
 TDLの「カリブの海賊」をイメージしていたが、実際はちょっと違って、ホラーハウス的要素が加わっている(幽霊とバイキングの戦いといったストーリー)。

「ライブショー」
・ハンスの冒険
 童話の登場人物たちによる、ミニミュージカル。子供向けだが大人でも十分楽しめる(いや、笑える)。

・チボリの森の12ヶ月
 チボリ公園のメインストーリーである「チボリの森」の1年間をミュージカルで紹介。ラストシーンでは客席まで巻き込んでストーリーが進んでいく。

 ライブショーについては、これまで写真撮影が可能だったのが5月から禁止になったとのこと。なんでも、写真を不正使用した人がいたためだとか。現在、この件に関してチボリの熱心なファンとオフィシャルとの間で確執が起こってしまっているらしい。なんらかの解決策が早いうちにできると良いですね。


 チボリのショーの合間に一時退園して美観地区を一回り。ついでに見つけたゲーセンでクレイジータクシーがイージー設定になっているのをみて、1回プレイ。自己最高記録を更新。いい時間つぶしになった(笑)。

 倉敷から岡山へ。岡山ジョイポリスは駅から若干離れた場所にあった。パスポートを見せ入園・・・しようとしたら、スタッフの対応が混乱。どうやら、全国パスを使って岡山ジョイポリスを利用した人はほとんどいない(今まで皆無だったかもしれない)ため、処理方法がわからなくなったらしい。
 アトラクションは、事前の調査どおり別のジョイポリスにあるものがほとんど。唯一、「Mr.マリックの館」だけが他に無いアトラクション(ただ、このアトラクションはセガ製ではなくZAPだったはず)。利用してみるものの、超能力どころか、手品ですらない映像の繋ぎ合わせと切り替えのトリックだけのアトラクションでした(客が選んだカードに描かれた物を映像のマリックが持ってくるわけだが、カードをスロットに入れることでそのカードを認識して映像を切り替えているのがあからさまに解る)。
 アトラクションの数も少なく、マリックの館以外には、「マーダーロッジ」、「ツーリングカーチャンピオンシップ」、「アクアノーバ」、「ホラーライド(ロストセメタリー)」だけでした。パークの内装は比較的に落ち着いた雰囲気で良かったけれど、やはりただのゲームセンターの域を出ていないパークでした。

 そのまま新幹線で大阪へ。梅田ジョイポリスに向かう。その前に、梅田ジョイポリスのある阪急HEPFIVEのシンボルの観覧車に乗って大阪市内を展望。ふと、下をみるとパックマンを発見。ナムコ・プラボ梅田2号店でした。

 梅田ジョイポリスは規模は新宿ジョイポリスよりも狭いが、入り組んだ構造になっているため、狭さはそれほど感じない。ただ、そのためにパーク内で迷い安い。アトラクションは既存のものに加えてオリジナルがいくつか。特に、「ドリフトカート」はほどほどに難しく面白い。このアトラクションは、コース上を自動で走るカートに乗り込み、ハンドル操作で車をスピンさせるもの。途中のチェックポイントできれいなドリフトを決めるとポイントを獲得できる。チェックポイントは5個所だが、2番目と5番目が難しくすべてのポイントを獲得できるまで10回ほどループしてしまいました。ただ、1回成功できればあとは同じタイミングでハンドルを切れば良いので何度もクリアできる。
 他にオリジナルは「フォーチュンケーブ」と「AS−WMAX」(昔、ここにあったバーチャロンスペシャルは新宿に移転)。フォーチュンケーブは洞窟の遺跡を巡った後に、占い師から占い書をもらってくるもの。途中の遺跡でも占いはあるが、最終結果には関係ないようだ。最後の占い師は、顔は見えないが人間がやっている。結構、笑わせてもらいました。
 「AS−WMAX」は、「AS−1」と全く同じ(本当はソフトが違っていたはずなのだが、今はソフトも同じになってしまった。新ソフトでプレイしたかったなぁ。

 それにしても、梅田ジョイポリスはスタッフのノリが良い。特にドリフトカートのスタッフのノリがよかった。それに加えて、客のノリも良い。さすがは大阪。東京だったら客が引いてしまうようなノリでもちゃんと自然についていっている。
(例:ドリフトカートではスタート時に、客とスタッフが一緒に振り付きで「I have,You Have Spin Master!」と言わなければならない。ワイルドリバーでは参加者全員やはり振り付きで「わいるどわいるど」と言わなければならない等)


 宿泊は前回同様にフェスティバルゲートの「スパワールド世界の大温泉」。前に来たときも5月だったため、今回も男子浴場は「アジアゾーン」でした。