ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

パッチン! 蚊退治

 2月10日~3月31日の期間限定でオープンしている「ナンジャタウン×MRプロジェクト」第2弾『一網打尽!蚊取りパッチン!大作戦』(第一弾は『PACK IN TOWN』)。

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 これは、ナンジャタウンオープン時から存在している人気ライドアトラクション『蚊取り大作戦』をMR技術でリニューアルしているものです。
 福袋8丁目に出現した「見えない蚊」を退治するために香取害虫駆除会社の研究員として、新たに開発された「HoloLens」(マイクロソフト社のMRヘッドマウントディスプレイ)で蚊を発見し、衝撃波を発生させるスペシャルな「手」で退治していくというアトラクションです。

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 従来の蚊取り大作戦と同じ入口で受付を済ませると、待合室には入らず、その場で社員役のナンジャリアンからゲームの説明があり、HoloLensとアームセンサー、大きな手を装着します。壁にある蚊の絵を見つめて準備完了。いつものように待合室へ...と思いきや、これまで利用したことが無かった秘密の扉が開き、会社の外へ。


 ナンジャリアンの案内で、福袋駅方向に向かうと途中に蚊のマークのある場所に到着。ここが練習ステージになっています。
 HoloLensの画面上には、表示枠があり蚊はこの枠内でしか見えません。ここでの練習でその感覚をつかみましょう。

 練習を終えたら、案内に従って会社に戻り...ここでも、従来の蚊取り大作戦では、一般のフェスタリアンが利用することが無かった扉から、ライド乗り場に向かいます。
 ブタ型ライド、豚平豚子号に乗り込んだら、安全バーはナンジャリアンが下します(大きな手ではバーを自分で下せないので)。

 従来より少し明るめの福袋8丁目内では、リアルの蚊は全て沈黙していますので、見えない蚊だけに専念して退治開始。蚊は正面からだけでなく、左右からも出現します。左右の蚊は画面上の矢印でも案内がでますが、それよりも「蚊の音」に注意するのが良いでしょう。ちゃんと向いている方向に合わせて音の方向も変化します。

 

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(プレイ中の写真撮影はできないので、説明映像より。実際に装着する「手」もこのくらい大きいです)

 

 プレイ後、モニターでプレイスコアが表示されます。私は89000点でSランクでした。最高スコアは10万点を超えられるのかどうかですね。なお、練習ステージ中の蚊退治でも得点は加算されているので、手を抜かないようにしましょう。

 

 利用は2人までを1組で、練習を一通り終えるまで次の組はスタートできません。そのため短くても1組10分間隔が精一杯のようです。閑散期のいまだからこそ運用できるアトラクションですね(それでも、土日などはかなりの待ち時間になるようで、初日は整理券方式で運用、夕方には受付が終了していました)。

 

 また、HoloLensの特徴ですが、画面の表示範囲が、初めて利用する方には想像より狭いので、慣れるのに時間がかかるかもしれません。また表示範囲を広げようとレンズを顔に近づけすぎると、プレイ中HoloLensがズレて顔にあたってしまったり、ピントが合わなくなってしまったりします。今後のHoloLensの改良、もしくは他の高性能なMRヘッドセットが出てきたら、もっと簡単に没入感を楽しめる様になるのではないかと期待しています。

 

 まだ実験的な要素が大きいですが、ゲームそのものはかなり楽しいので、是非この唯一のタイミングで一度体験してみることをオススメします。