ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

福袋でMRパックマン

 ナンジャタウンの福袋七丁目商店街内、福袋縁日広場に期間限定の新アトラクション「パック イン タウン」がオープンしました。

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 このアトラクションは、「ナンジャタウン×MRプロジェクト」の第一弾コンテンツとのこと。

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 一見何もないこのスペースが、HMDを装着すると、パックマンの迷路になっています。

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 壁面のモニターには、プレイ中のゲームフィールドが表示されているので、なんとなくではありますが、観客も状況を確認できます。

 

 利用はパスポートのみ(ナンジャコイン使用不可)。また現在は平日は17時以降、土日は19時以降のみの変則的な営業になっています。

 衛生ヘッドバンド(VRのニンジャマスクとは異なります)をかぶり、その上からHMDを装着。位置の調整を行ったら、そのままエントリー用QRコードを見つめ、自身のパックマンが設定されます(複数人でのプレイの場合は色違いになる)。自分の色のスタート地点に行き、ゲームスタート。

 HMD上には、現実世界から浮き出したような形で迷路やエサ、モンスターなどが表示されています。迷路内のエサをすべて食べ尽くせばステージクリア。

 モンスターにあたってしまうと10秒間エサを食べることが出来なくなります。また逆に、パワーエサを食べれば一定時間無敵になり、モンスターを逆に食べることが出来ます。モンスターを食べると次のステージになるまでモンスターは再出現しません。

  全部で5ステージあり、トータルでの制限時間でどこまでクリアできるか、また複数プレイの場合は誰が一番高得点を獲得できるかが勝負となります。

 

 このアトラクションでは、HMDには、MicrosoftのHoloLensを使用しているため、いわゆる「完全没入型」の他のVRアトラクションをイメージしてしまうと、その表示の違いに戸惑いがあるでしょう。

 迷路のフィールドや、食べる餌、敵モンスターは、HoloLensでCGが表示できる範囲でしか見ることが出来ません。全体の状況を見るためにはかなり頭を動かす必要があります。
 慣れてくれば、コツが掴めるのですが、最初はなかなか難しいです。

 本来のパックマンをプレイしたことがあると、つい迷路の角は直角に曲がろうとしてしまうのですが、実はその必要はまったくなく、斜めに進んでも問題ないです(これを利用してモンスターをうまくかわすこともできそう)。

 CG表示と現実世界とのズレは(システム不具合時を除いて)ほぼ無く、酔いの心配はないと思います。
 ゲームシステムは良いので、あとはHoloLensそのものの表示画角の向上に期待したいですね。