ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

沖縄3日目「世界遺産な一日」


 少し雲があるものの、昨日よりは数段よい天気。朝食を食べてホテルをチェックアウト。
 さて、これから世界遺産今帰仁城(グスク)跡に向かおうと思うのですが、その方面に向かうバスは本数が無い。また、今帰仁城跡は山の上にあり、バス停から1kmぐらい離れている。という事でタクシー移動。タクシーの運転手さんは、今帰仁出身の方で、色々説明をしてくれました。
 運転手さんいわく、ここ数日の天気の悪さは珍しかったそうです。通常なら台風がこない限りは常に晴天なのだそうで。今日の空も「いつもはもっと青い」とのこと。

 今帰仁城跡に到着。

 石積みの門(平郎門)がお出迎え。ここは、琉球王朝以前の「三山時代」のその前の13世紀に何者かによって作られた城。その後、北山の中心となり、中山に占領された後も使われ、16世紀に薩摩郡に焼き払われるまで存在したそうです。
詳しくは:http://rekibun.jp/
 この城跡の御内原からの景色はものすごく良いです。

 もっとのんびり景色を眺めていたかったのですが、修学旅行の学生がどやどややって来てしまったので、他の場所へ。

 東側を眺めると、眼下に森が広がっています。今帰仁村は、沖縄北部エリアのぎりぎり南ぐらいの位置なので、いわゆる「やんばる」エリアの端。ここから一気に原生林が増えて来ます。

 グスクというのは、そもそも当時は何らかの神がかった場所に作られるわけで、永い時を経た現在でも、やはり神聖な感じがしますね。
 城跡を出て、展示施設などがある文化センターへ。と、その前にチケット切り場に戻ると、そこでは猫が観光客の出迎えをしていました。


 人懐っこいニャンコです。この猫の他にも何匹かこの城跡には住み着いているそうです。


 城跡から、徒歩で今帰仁城跡入口のバス停まで。朝予想していた通り、結構急な坂道。帰りは下りなので良いですが、行きを徒歩にしなくて本当に良かった。荷物もってこの坂を登るのはちょっと辛いです。
 バス停には時刻表の5分前くらいに到着。バスは数分遅れ程度で到着。まだ午前中だから道路が空いていたのかもしれませんね。名護バスターミナル方向へ。
 今回はターミナルまで行かず、手前の名護十字路にて下車。ここの角に会ったベーカリー兼喫茶のお店で軽い昼食。お店の人に那覇行きバス停の位置を聞いて、12時47分発の120番路線バスにて那覇に向かう。
 この120番バスは先日の111番高速バスと異なり、一般道を走行。中部のリゾート地を回る路線なので車窓から観えるビーチの景色が奇麗です。ただし那覇までは2時間半位かかるのですが。そんなバスが20分間隔で走っているというのはバスが発達した沖縄ならではですね。
 那覇市に入って、国際通りの外れ「宮里」で首里方向のバスに乗り換え。首里城の最寄りバス停となる「山川」で下車。今帰仁からここまで通常なら¥2700位。でも先日買ったフリーチケットを使ったので¥1000円で済みました。かなりのお得。

 本日の宿「沖縄家庭料理の宿 なかはら」。
 この宿は、もともと斜面に建てられた住宅だったのを改装して作られています。道路から階段を下りると玄関があり、そこからうねうねと曲がりくねった階段を4階まで登った所が、今日のお部屋。

 ベランダから那覇市街地が一望できます。
 荷物を置いて、徒歩で首里城へ。

 途中、「玉陵(たまうどぅん)」に立寄り。ここも世界遺産琉球王家の墓です。

 首里城に到着。観光客で一杯です。
守礼門
(歓会門)
(正殿)
(猫)
 特に説明は不要でしょう(笑)。
詳しくは:http://oki-park.jp/shurijo-park/


 首里城も神聖な感じはありましたが、完全に観光地化しちゃっているので、ちょっと神聖感は失われてしまった感じがありますね。今帰仁の方が、なんというか心にしみいるものがありました。


 宿に戻り、夕食。オーナーさん手作りの沖縄家庭料理です。

 もずくは自分で取って来た自然もの。豚角煮、紅芋の揚げ物、島豆腐、ゴーヤのサラダなどなど。美味でした〜。
宿の公認ファンサイト:http://nakahara-inn.com/